第74回国民体育大会秋田県選手団報告会




 令和元年11月25日(月)、イヤタカにおいて、第74回国民体育大会秋田県選手団報告会が開催され、吉井和人県観光文化スポーツ部スポーツ振興課長、高橋周也県教育庁保健体育課長をはじめ、各競技団体の役員、強化担当者など約90名が出席した。
 小笠原直樹会長(団長)は大会を振り返り、「本県選手団は実力があっても泥くささが足りず、勝利への執念が希薄な気がした。」と述べた。
 また、田口將副会長(総監督)が「国体の持つ意義を再確認し、チーム秋田として、国体に向かう意識改革をしてほしい。」と述べ、更に「現在の強化策を一から見直すつもりで行動を起こしたい。」と総括を行った。
 その後、「チームAKITA国体戦略ミーティング」が行われ、グループワークによる課題研究がなされ、競技の垣根を越え、新たな挑戦などについて話し合われた。




『第74回国民体育大会結果概要について』
    【良かった点】
  • バスケットボール成年男子3連覇
  • フェンシング成年男子フルーレ2連覇
  • 陸上競技400mH関本萌香優勝
  • 空手道9年ぶり天皇杯得点獲得
  • 自転車競技6年ぶりの天皇杯得点獲得
  • ボクシング女子選手初出場で得点獲得
  • ソフトテニス少年男子21年ぶり予選突破での国体出場
  • 今大会からの正式種目となるトランポリン女子予選突破
    での国体出場
  • ウエイトリフティング女子選手初出場
    【悪かった点】
  • 少年種別の獲得得点減少
    (H29 218点→H30 97点→R1 81.5点)
  • 少年種別得点期待の団体種目が国体出場を逃す。
  • 期待された団体種目で上位進出がならなかった。
  • 選手層の薄さからオリンピックレースに関わる選手の
    バックアップ選手が不在であった。
  • 県外で活躍する選手をふるさと選手として出場させる
    ことができなかった。
  • あとわずかで得点を逃している競技が数多くある。
  • 東北総体に参加できていない競技が複数あった。