第14期秋田県中学生強化選手指定証交付式



 平成30年6月23日(土)、秋田テルサにおいて第14期秋田県中学生強化選手指定証交付式を挙行した。  今回は、スケート(スピードスケート、フィギュアスケート)、スキー(アルペン、クロスカントリー、ジャンプ・コンバインド)、陸上競技、バスケットボール、レスリング、卓球、柔道、バドミントン、ライフル射撃、剣道の10競技(13種目)56名を新たに指定した。これまで延べ844名が指定を受け、現在在籍している中学生は154人となった。 式では、堀井副知事から「県内にも全国の名だたる強豪を相手にしたり、世界で活躍したりしているチームも多く、個人競技でも素晴らしい成果を残している方々も多くいいます。皆さんにはそれをさらに上回る活躍を期待しています。」と選手たちへの激励の言葉をいただいた。 また、強化選手を代表し、スキー(クロスカントリー)競技の近藤さくら選手(合川中学校3年)が「指定を受けたことに責任を感じながらも大きな希望で満ち溢れている。指定選手として技術、競技力向上はもちろんの事、私生活でも他の模範となるようなふさわしい行動をとり、日本を代表する選手を目指します。」と力強く決意表明した。 強化選手は、各競技団体等が主催する合同練習・合宿や県体協主催の教育プログラム合宿(マナー・栄養指導、学習支援)への参加、スポーツ医・科学サポートなどを受けることになる。  交付式後には、スポーツ傷害・外傷を早期発見・予防するため、採血検査や超音波診断等のメディカルチェックを実施した。 保護者を対象にしたプログラムでは、全体講義で、県スポーツ科学センターに勤務しているメンタルトレーニングアドバイザーの宇都友博氏による「家族が出来るメンタルサポート」をテーマとする講話が行われた。その後は選手の性別に分かれて栄養講座を実施し、「女性スポーツ選手と食事」を日本スポーツ協会公認スポーツ栄養士の長嶋智子氏が、「男子スポーツ選手の栄養と食事戦略」を日本スポーツ協会公認スポーツ栄養士の宇佐美佳奈子氏が担当し、それぞれ保護者にとっても充実した研修となった。